| 8月1日分 一部転載
1.白人の東亜侵略と明治維新
我国は、江戸時代にいわゆる鎖国政策を採用していたといわれています。そして、学校では江戸時代を鎖国時代と位置づけています。しかし、鎖国といっても日本人の出入国を禁止しただけで、完全に国を閉ざしていた訳ではありませんでした。
ただ国際関係が希薄であったのは確かで、それを可能にした理由は、地政学的にも気候風土にも恵まれた我国は、国内でほとんど全ての食物が供給でき自給自足が可能な国であったからです。しかし、江戸時代末期、欧米列強の来航によって国家存亡の危機に晒されることになるのです。
それまでの世界史をひもとけば
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